あの大きな花火は何色……?

きっと9色の虹色。JUMPが好きで仕方ないが私は悪くない。全てJUMPのせいだ。

ジャニヲタと勉強は両立できるか。

「受験期だからジャニヲタ卒業する」

「勉強が忙しいからジャニヲタ辞める」

そんな声をよく聞く。

………ちょっと待った。少しだけ考えて欲しい。ジャニヲタが必ずしも勉強の足枷になるわけでは無いはずだ。少なくとも私は足枷にはならなかったし今もなっていない。

 

             ジャニーズ=勉強の妨げ

という認識になっている人に、ここから先の私の体験談を聞いてほしい。そして、足を洗う前に、自分にとって本当に足枷なのかよく心に問いかけてほしい。

 

※言いたいことは後半にあるので、面倒であれば飛ばしてもらって構わない。

 

私がJUMPを好きになったのは小6の時だ。まだ勉強なんてどうでもいい時期で、テレビを見て、雑誌を買って、友達とジャニ話をするだけのただただ楽しい毎日。

中学生になっても特に変わりはなかった。高校受験は冬休み頃から数ヶ月間人並みに勉強して、志望校に合格した。

 

 問題は高校に入ってからである。地元の自称進学校に入学した私は、そこで勉強量の多さに愕然とする。

といっても、私の志望したクラスは、その高校の中で一番底辺の学力クラス。志望した理由は、あまり学校の授業関係に時間をとられずに、自分で時間を作って自分で勉強したいと思ったからである。

しかしまぁ、そんなクラスに入ったものだから、宿題をやってくる者はほぼおらず、出来ない人に合わせて進められる授業。宿題で既にやった所を授業で教えられる、という意味があるのか無いのか分からないような授業だった。

そして大学進学を考えていた私には、同時に、不安と焦りが生まれた。

他のクラスはきっと授業が進んでいるし、もっと応用的な学習をしているはず。

そして私は、高校1年の時から、放課後に毎日自習室にこもって完全下校時間まで必死に勉強した。結構しんどかった。遊びたいのに遊ぶ時間が無いことが。

そんな時、私の息抜きになっていたのがジャニーズだった。

しんどい時には曲を聴いた。新曲が出るのはワクワクして楽しかった。テレビに出る日は、家に帰ったらJUMPが見れると思うだけで、勉強も頑張れた。コンサートにも行った。

 

そして時は流れて高校3年。受験期だ。

親にはコンサートを禁止されてしまったのでそこは我慢した。(例年、1年に1回のペースでコンサートに行っており、3年生の直前の春休みに既にジャニワ感謝祭に参戦していたために、そんなに行かなくていいでしょ?、と言われてしまった。)

しかしそれ以外は以前と変わらない。勉強だらけの毎日の中、CDを聞いて、テレビを見て、雑誌を読んで、DVDを見て。JUMPのおかげで頑張って来れたと言っても過言ではない。

 

そして最大の出来事は、センター試験当日

私は極度の緊張しぃで、頭が真っ白になるという予想はついていたため、絶対にいつもの力を出せる気がしなかった。

控え室で、緊張で死んでいたら、友達にイヤホンをつけられた。

「JUMPでも聴いて落ち着いて!」

その時、たまたま流れてきたのが、”Go To The Future”だった。

『もうキリがないんだ 決戦は今日だ 望んだように生きればいい』

『もうやるしかないんだ やってみないと何が出来るか分からない』

その歌詞と、曲調の騒がしさで、私の緊張は一気に緩まった。そのおかげで、気持ちを切り替え、私は落ち着いて試験を受けることが出来た。私はあの時JUMPのあの曲を聴いていなければ、おそらく頭が真っ白になっていたと思う。JUMPのおかげで、私は今行きたかった大学にいる。

 

大学に入ってからも、学科は半端じゃなく忙しいが、私はコンサートにも欠かさず行っているし、CDやDVDも買うし、映画も観に行くし、忙しくなったテレビ出演も自分のペースで楽しんで見ている。

コンサートなんて、3年間連続で、期末試験の2日前だった。でも私にとってはそれが良いプレッシャーで、

「皆が必死に勉強する日に私は遊びに行くんだから、皆よりも前にテスト勉強を始めなきゃいけないし、皆よりも危機感を持たないと。」

と、すごく気が引き締まり、今でもまだフル単をキープしている。多分コンサートがなければ、危機感もなく周りに流されて、私はギリギリになって焦っていたと思う。

 

 

 

ここまでの私の生き方を振り返って、皆さんに伝えたいことは、

 

1.ジャニーズは勉強の原動力や救いになる

ジャニーズがいるからこそ乗り越えられる試練もあるはず。

2.勉強に取り組めるかどうかは、ジャニヲタかどうかではなく、自分が勉強をするための目標を持っているかどうか

私の場合、行きたい大学があり、学びたい専門科目があったこと。そのため勉強に取り組んでいた。

3.ジャニヲタ活動を無意味に制限する必要は無い

自分にとってジャニーズは、足枷になるかもしれないけど、力になるかもしれない。自分がどうなのかをもう一度考え直してほしい。

4.無理をしてジャニヲタ活動を続ける必要は無い

ここ最近のJUMPの活躍に比例して私の忙しさも増加しており、正直テレビ出演についていけず、しんどいと思ったことがあったが、無理をしないことで、また原動力になることを再発見した。別に見なければジャニヲタ失格な訳では無いので、自分が負担にならないと感じる程度に娯楽として楽しめばいいと思う。

5.ジャニーズはあなたの味方である

どうしてこのタイミングでコンサートをするの?なんで忙しい時にいっぱいテレビ出るの?と思わないでほしい。あなたが息抜きするためのタイミングを作ってくれている、ということに気づくだけで心は軽くなる。もし行けなくても、あ~、ちょっとタイミング悪かったな~、くらいに流せばいい。ジャニーズは敵ではなく、味方だ。

 

 

私はこの3月から就活も始まり、おそらく死ぬほど目まぐるしい日々が続くが、これから先どんなに忙しくても、ジャニヲタとしての活動だけは制限しない。

私にとってジャニーズは、人生を選択する上で、妨げではなく、選択肢を広げるための原動力だからだ。

 

勉強に集中しなければいけないから……

気が散ってしまうから……

という理由だけで、せっかく好きになったものを手放してしまうのはもったいない。

好きになったからこそ得られることがある。好きになったからこそ助けてもらえることがある。

 

受験生の皆さん、勉強をしなきゃいけない皆さんに、最後に伝えたいことがある。

あなたがもし、勉強に取り組めない、集中出来ない、成績が上がらない、そう悩んでいるのなら、その原因はおそらくジャニーズではないだろう。

それは、あなたが叶えたい夢を描けていないから、たどり着きたい目標を見つけられていないからなのだと思う。だからこそ目的のない毎日の中で、ジャニーズという幸せに逃げてしまう。

やりたいことが見つかれば、人はちゃんと行動できる。そうすれば、あなたにとってジャニーズはきっと原動力になってくれるはず。

 

ジャニヲタを辞める前に、もう一度だけ考え直してはくれないだろうか。

悩んでいるあなたに、この声が届きますように。

 

 

 

 

 

もしも小学生塾にいたら。②Hey! Say! BEST編

次はHey! Say! BESTの小学3年生を想像してみる。

何故こんなことをしているのか、は、ひとつ前の記事で説明したので、ここでは割愛する。

 

 

有岡大貴(小3)

 

いつも元気よく入ってくるが、どこかしら怪我をしている。よく転ぶらしい。

1度鼻の上に絆創膏を付けていたので「どうしたの?怪我?」と聞いたら、首を横に振って、「かっこいいでしょっ✨」………どうやら貼ってみたかっただけらしい。

女の子にすぐイタズラするからよくプンプンと怒られている。が、本人は満足そう。

授業中に他の友達に声をかけすぎてよく怒られている。「こら大貴!また邪魔して~!」という先生のお怒りの声がよく聞こえてくる。

学力は中の下。本人にとって出来る出来ないはどうでもいいらしい。やたらとシャーペンを使いたがり、たまに面白い形の文房具を持ってきている。小学生らしさがよく目立つ幼げな子である。

テストでいい点をとるとニカッと笑って見せてくれる。仁王立ちで一方の手を腰に当て、もう一方の手で鼻の下に指を当てて自慢げ。漫画か!

そして筋金入りの宿題忘れ常習犯。「宿題やってきた?」「忘れたあ~!(笑顔)」が毎度お約束。絶対やってくる気ない。確信犯。

 

 

 

高木雄也(小3)

 

反抗期突入中。舌っ足らずな口調で、「やだよ、やんない。」の一点張り。

何度も声をかけ、やっとやる気になってくれたと思ったら、答えを間違えてて一気にやる気消滅……。なのに女の子がやって来て隣に座ると途端にやる気になる…単純。

そしてなぜか女子には優しい。女の子が消しゴム落としたら、サッと拾って、「ん。」って渡してる。意外といいやつ。

「先生も女の子なんだから優しくしてよ~」っていうと「は?先生はおばさんでしょ?」……は?せめてお姉さんでしょ!前言撤回。

成績は下の方。普段から勉強に取り組んでないためもちろん出来ない。得に文章問題に異常な拒絶反応あり。

ツンツンしてるくせにビビリで、虫が入ってきたら女の子みたいに騒ぐ。後からイジると、うるせぇ!ってすぐ赤くなる。そういう所は子供っぽくて可愛らしい。

 

 

 

八乙女光(小3)

 

とにかくお調子者でお喋りさんで、来てすぐにいつもお話が始まる。そのペースに乗せられてしまい、なかなか授業に入れない。

問題に取り組んでいても、文章問題を読みながら「この子買ったりんごをこの後友達にあげるんだよ~」って話を作って、またお喋りが始まる。いつも楽しそうだ。

飽きてくると、プリントを裏返してすぐにお絵かきを始めちゃう。しかも絵のセンスが独特。すごい想像力。

学力は下の下。実は小3にして既に算数につまずいていて、九九ができない。さらに日本語に弱い。国語が苦手とかそういうレベルじゃない。日本語が苦手。ぶっとんでいる。

「俺やれば出来るよ~やらないだけ~(笑)」なんて八重歯をキラリと光らせて本人は言っているから自覚はないみたい。

そのため、間違ったところにチェックをつけると、「なんで?間違ってないよ!」と何故か怒られる……理不尽だ。

有岡大貴と隣同士になると騒がしくて収拾がつかなくなる。

 

 

 

藪宏太(小3)


授業の始めに細かくその日のスケジュールと時間配分を決めて教えてくれる。分刻みのスケジュール。それをきちんと毎回時間通りにこなしていく。すごい。

授業中に余計な会話はなく、質問など勉強に関する必要最低限の会話しか交わさない。決して大人しい性格ではないのだが、落ち着いていて、静かに集中して取り組んでいる。

「休憩していいよ?」と言うと、「大丈夫。疲れてない。」とふにゃっと笑う。問題を解いている時の横顔はすごく楽しそう。勉強が好きみたい。

そして黙々と解き、終了時間ぴったりに終わらせて帰っていく。

しっかりしてるな~と思いながら背中を見送って、ふと席を見ると、よくカバンが丸ごと置き去りにされている。しっかりしているようで意外と抜けているらしい。

 

 


伊野尾慧(小3)


基本眠そう。ずーっと眠そう。目を離すとすぐに寝ている。そのため、声をかけないと勉強が全然進んでない。

活き活きしてるのは、おっぱいの大きいお姉さん講師がいるときだけ。「今日もおっきいねぇ~えろいね~」なんてエロ親父みたいな絡み方してる。

そのくせ学力は高く、勉強をやってみると難なく出来てる。黙ってやれば最高

基本眠そうなため会話が成り立たない。声をかけても「ほぇ?」と返され、会話が続かず戸惑う。

「やらないと帰れないよ?」と声をかけると、「やらなくても時間になれば帰れるよ。」……くそぅ、塾の仕組み分かってやがる。

「どうしてやりたくないの?」と聞くと「このテキスト効率悪ぃもん(ボソッ)」。ボーっとしてるようでちゃんと物事を見てるみたい。

「ねぇ、もう終わっていい?」………まだ始めて10分しか経ってません!

 

 

 

BEST編終了。

9人もいたら被るかなぁと思いながら始めたが意外と大丈夫だった。小3の姿を想像するのが楽しかった。みんなにも楽しんでもらえれば幸いである。

もしも小学生塾にいたら。①Hey! Say! 7編

私は個人塾の塾講師としてバイトをしている。
最近の子は顔の整った子が多い。この子が大きくなるとどんな顔になるのか想像して「ジャニーズに入れたい……」なんて思う遊びを密かに楽しんでいる。


小学生の未来を想像するなら、大人の小学生時代を想像するのも面白いのでは……?


そこで、私が受け持つ小学生男子児童を参考に、ジャニーズが塾の生徒だったらどんな生徒なのか想像してみようと思ったわけである。
設定は小学3年生。ある程度学校生活に慣れ、少し反抗な態度が入り始める。やんちゃな子はやんちゃになり、おとなしい子は大人しく、そんな個性の分かれ道となるような時期である。

今回は、第1弾。Hey! Say! 7でやってみる。

 

 


山田涼介(小3)


いつも元気な挨拶から始まる。
とにかく字が汚い。枠に入り切らないほどの大きな字。でも習った漢字はしっかり使って書き、文字も枠に入るまで書き直す(が、消し跡が汚くて見えない)。意欲はハナマル💮だ。

間違えた問題に、「もう分っかんねぇ!!」とかボヤきながらも、手を貸さずに見ていれば、なんだかんだしっかり取り組んでいる。

勉強は出来る、とまでは行かないが、出来ないわけでもない。THE☆普通である。ただ、根っからの負けず嫌いで、やり続ければ着実に伸びてくるタイプ。理解は早い。

テストの点数が上がると嬉しそうにキラキラの笑顔で報告してくれる。そして褒めると俄然やる気に。褒めて伸びるタイプ……単純である。

 

 

 

知念侑李(小3)


すべてにおいて丁寧。文字の書き方もゆっくりと丁寧に。筆算の横線だって定規を使って丁寧に。「定規使わなくても大丈夫だよ」と伝えると、うん、と頷くけど、そのまま続ける。なんだかこだわりがあるみたい。

ちょこんと座って、とにかく大人しい。黙々と問題に取り組む。

わからない問題があると困った仕草を見せて止まっている。「大丈夫?」と聞くと、顔を上げ上目遣いで首を傾げる。………可愛い。

基本問題はほぼ正解で、間違えていても計算ミス程度。応用問題も半分以上正解する。

難しい問題が解けて、「すごいね!」って褒めると、恥ずかしそうに、小さくニコッと嬉しそうな顔をする。………可愛い。

慣れてくると少しいたずらっ子になる。いたずらと言っても先生のペンを盗って丸つけの邪魔をする程度。へへへって笑いながらイタズラしてくる。………可愛い。

もちろん皆のアイドル。塾に来て講師に一番にかけられる言葉は、「あら、今日も可愛いね。

 

 


岡本圭人(小3)


基本おどおどしてる

自信なさげで、出した答えを書く前に「(この答えで)合ってる?」って確認してくる。 「うん、合ってる!」って褒めてあげると、嬉しそうに「やったあっ」なんて言いながらウキウキと答えを書き込んでいる。

少し不器用で、考える力が弱く、いつも学校の復習問題をやっている。でも本人は一生懸命で、「うーーん……」って問題用紙とずーっとにらめっこ。その集中力は素晴らしい💮。

勉強中に、よく年下の子に「けーと!」って呼び捨てで呼ばれてるけど、本人は全く気にしてない様子。名前を呼んでもらえることの方が嬉しいみたいで、嬉しそうに手を振ってる。

よく消しゴムを忘れた子に消しゴムを貸してあげている。……けど、貸した後に自分が使う消しゴムがないことに気づいて、結局いつも塾の消しゴムを使っている。とても優しい子である。

 

 


中島裕翔(小3)


「よろしくお願いします!!」という元気な挨拶とともに礼をしてくる礼儀正しさ。…ただその礼はとても深くて頭と足がくっつきそう。本人はそれが面白いらしく、いつも顔を上げるとニタニタしている。

頭がよくキレる。難しい言葉も少し知っていて、ことわざや慣用句、四字熟語が好きみたい。「首を長くして待つ、だって~。首が伸びるわけないじゃん(笑)(笑)」なんて一つ一つツッコミながら勉強してる。楽しそうだ。

算数も楽々解いていくが、「簡単すぎてつまんなーい!」と途中でやる気を失ってしまう。少し遊び混じりの算数問題を渡すと「なにそれ!?やる!!」と目が輝く。楽しそうだ。

「なんで?どうして?」攻撃がたくさん。好奇心が強くて、いろんなことに興味を持つ。興味のあることはなんでも家で調べて、結果をキラキラした目で教えてくれる。楽しそうだ。

授業の終わりは必ず、頭と足をくっつけて「ありがとうございました!!」と大きな声で挨拶して帰っていく。

 

 

 

次回は②Hey! Say! BEST編。お楽しみに!

 

助けて、が言えなくて 。

※この記事はジャニーズとは一切関係ありません。

※かなり深刻な話をしているので落ち込んでいる時に見るのはおすすめしません。

 

自分の体質を役に立たせたいと思って努めてみたけど、思った以上に皆からの感情はダイレクトで。自分の小さすぎるキャパはとっくの昔に溢れてたのに、そのまま続けてたら熱を出してしまった……役に立てることも出来ない力なら持たない方が幸せだった。

努めたというのは大学の研究室決めの話。毎年、モメる、泣くと言ったイザコザが起こることは伝統のようなもので。なのにそれを覚悟して望んだ私の研究室はぴったりと定員で決まってしまった。拍子抜け。

私たちの研究室決めには第三者は介入しない。すべて自分たちで決める、というルールだった。必要となる進行者。

いろんな思いを知っていろんな立場に立てるなら、公平な立場で進行を進められるんじゃないか、そう思った。そんな私は軽率だった、ただの馬鹿だった。

実際に務めてみると、まぁダイレクトにくる裏の顔。でもちゃんと。一人ひとりにいろんな強い意志があって、その人の視点で考えれば何も間違ってなくて。決して誰も間違ってはいなくて。その強さを比べることも、○×をつけることも出来ない。どうすればいいか分からなくなった。

そして決めたのは、始めにみんなで決めた方法を最後までやり抜くこと。感情を考慮しない。いっそ嫌われてしまえばいい。それで収まるなら。そんな覚悟だった。

でも私の心はそんなに強くなくて。希望が外れて泣く子を見る度、どこにもぶつけられない自分への不甲斐なさと無力さでいっぱいで。

もっとほかに方法があったのかもしれない。だけど私には思いつかない。そんな、何の役にも立たない自分が悔しくて。

貴方のせいじゃない、って周りの人は言うけれど、それでも私は自分を許すことは出来ない。病気なのかもしれない。感覚が麻痺したおかしい奴なんだろう、きっと。

 

そしてそんなことを思っていると、体調を崩してしまった。自分でも分かった。すごい発熱してるって。

そんな時、私でも気づかなかったのに、ある一人の子が私の心の限界に気づいた。

大丈夫?なにか抱えてるんじゃないの?って。

ああ、この人は今私に手を差し伸べてくれているんだ、って。親友として、この手を取るべきであるということも十分わかっていた。

でも私は何故かその差し伸べられた手に気付かないふりをした。

素直に助けてもらえばいいのに、って自分でも思う。

でもどうやら、私はいつの間にか、「助けて」が言えない人間になってしまっていたみたいだ。その代わりに出た言葉は「大丈夫、平気。」。私の意志じゃない。私は助けて欲しいのに、私の中にいる私じゃない何かが、そう口を動かした、そんな感覚だった。なぜだか心配されたくなかった。人に弱みを見せたくないんだろうか。人に頼ることが嫌いなんだろうか。その人自体もイザコザの渦中にいるから、余計な負担をかけたくないという思いもあったのかもしれない。

でも一つだけ言わせて欲しい。手を差し伸べてくれたその時、私は本当に救われた気がした。そう思ってくれたその心が本当に嬉しかった。泣くほど温かくて嬉しかったんだよ。

 

でも何故だろう。助けてって言えない。喋る直前まで、脳は「助けて」を伝えるように指示しているのに、口に出た瞬間別の言葉になる。

私はこれからどうやって助けてほしいと伝えればいいんだろう。分からない。何も分からない。

 

 

とりあえず、口に出来ないなら文字にしてみよう。そう思い、この記事を書くことにした。文字にしたことで何か変わっただろうか。少しは楽になっているのだろうか。分からない。けどやらないよりマシだろう。後悔はしていない。

 

 

なぜ熱愛報道を受け入れてしまうのか。

音も無く突然やってくる熱愛報道。決して今回が初めてではなく、これまでもポツポツと数回経験した。ただの噂程度のものから、写真が流出したもの、テレビ報道されたものまで様々だ。
その度に、不思議なほど何も感じない自分がいた。むしろ喜んでいる自分が、そこにいた。
自分でも分からない。周りはショックを受けているのに、なぜ悲しまないのか、なぜ相手に嫉妬しないのか。どうして馬鹿みたいに喜んでいるのか。いや、この感情は自分の本当のものなんだろうか。実は悲しく悔しいことを、無意識のうちに無理矢理殺してるんじゃないだろうか。そんな思いが駆け巡る。
この思いに確信が持てないのは、自担の熱愛報道に直面したことがないからかもしれない。(いや、厳密にはあったのだが、単なる子どもの噂話レベルのものしかなかった。) 箱推しなので他のメンバーも好きではあるのだが。

このぐちゃぐちゃな気持ちを自分の頭の中では整理しきれなかったので、文字にして見つめ直してみようと思う。
始めに言っておくが、この記事は何が正しいとか何が悪いとか言いたいわけじゃない。そりゃあ応援しているアイドルなんだから、辛いと思う人もいるし耳を塞ぎたいと思う人もいるはずだ。私はただ、自分の考え方をつらつらと述べているだけなのでそのへんは深く考えないでいただきたい。

 

アイドルの恋愛に対して私が持つ思いは、”幸せになってほしい”。ただこれだけのつもりだ。彼らが雑誌で、結婚したい、子供が欲しい、と語る度に、
この仕事のせいでこの人達の幸せの可能性を奪ってしまっている。
そう思ってなんだか悲しくなる。そしてそれと同時に、
アイドルとはいえ、1人の人間。たった一度の人生。幸せな人生にしてほしい。自分が望む幸せを作ってほしい。
という思いが頭を巡る。雑誌で目にする度に、不自由にさせてしまっている申し訳なさで胸が締め付けられる。もっとも、本人の決めたことであるし、私がなにかしたところでそんな権力もなく、何も変わらないんだけれども。


こういった思いがあるからなのだろうか、今の私は、JUMPの恋愛に関して、いや恋愛だけでなくすべてのことに対して、”幸せになってほしい”。このことが第一優先に来る。こんなことを一丁前に言ってはいるが、熱愛報道を目にして全く動揺しない訳ではない。もちろん驚くし、今の仕事はどうなるのか、この仕事のイメージ的に大丈夫か、ファンに対して疎かにならないか、これからのことを考えて不安にもなる。でも、私の中の黒い気持ちと幸せになってほしいと願う気持ちを天秤にかけると、なぜかスッと受け入れてしまうのである。


そんなのただの美論なのかもしれない。私はまだ本当の辛さに直面していないだけなのかもしれない。自担の熱愛報道が出た時、それ見ろ、あんなの口先だけの偽善だ、と後ろ指を指されて笑われるかもしれない。しかし、今のところは、だ。今のところは、私はそう考えている。


元々私はJUMPを恋愛対象として見ていないことも関係しているのかもしれない。人として好きで、Hey! Say! JUMPの平和で優しい雰囲気が好きで、その人の仕事に対する姿勢が好きで、考え方が好きで、ぶれない芯を持っているところが好きで、どっちかというと”尊敬”している。だから恋愛に関しては踏み込む気はあまりない。そりゃアイドルとしての自覚があまりにも欠けているお付き合いの仕方なら、多少文句を言うかもしれないけれど。

普通の恋愛を人並みに経験してほしい。結婚もしてほしい。望むならば子供も作ってほしい。それが今の私の願いだ。


これが私にとって仮面なのか、本性なのか、まだ自分でも分からない。真実を知るのは、自担の熱愛報道が出る時になるのだろう。まだ遠い先の話なのか、それとも、もう近い未来の話なのか。それすらもワクワクしてしまう。

私だってたった一度の人生なのだから、いっその事、この未知なる不安も楽しんでしまえばいいか、なんて呑気なことを思っている。

エンパス 後編 ~エンパスだと思うジャニーズ~

前回の記事でエンパスについて述べた。

ここでは、そのエンパスという体質を持つのではないかと私が思うジャニーズを挙げていく。

……といっても、私が詳しいジャニーズはHey! Say! JUMP、嵐、Sexy ZoneジャニーズWEST辺りだけである。ので全ジャニーズから選抜する訳では無いことをご了承願いたい。また、この記事で述べることはあくまで私の予想であり、真実を知るのは本人のみであるということを念頭に置いて読んでいただきたい。

 

私が思うエンパスジャニーズ

確実にエンパスだな、と自信を持って述べるのは、二宮和也(嵐)と知念侑李(Hey! Say! JUMP)だ。

 まず二宮和也だが、彼は感情直感型だと思う。そして自覚している。前に美容室にて雑誌で見かけたが、彼は自分が人の感情を感じやすいことを自ら述べていた。そしてゲームをすることで表情を見なくてもいいからちょうど良い、と述べていた。つまり彼は力をゲームでコントロールという方法も身につけている成熟したエンパスであると考えられる。そしてそれは、彼の歌詞にも表れている。この事は以前の記事でも述べたが、彼の歌詞には様々な感情を受け取った跡がある。これはエンパスの体質が関わっているものではないかと推測する。

 

続いて知念侑李。彼もおそらくエンパスだ。昔山田が語ったこんなエピソードがある。

自分が悲しいことがあって沈んでた時、知念が黙って隣に座って一緒に泣いてくれた。

ポイントは"黙って"座ったこと。このエピソードから、山田はおそらく事情を話していない。しかし彼は読み取ったのではないかと私は推測している。感情直感型かあるいは感情ワンネス型である気がする。

そして私は、彼の幼少期の出来事にとても興味深いものを感じる。これは1万字インタビューの記事である。

小学校の低学年のときかな。クラスメイトと昼休みにグラウンドで遊んでたら、全然わざとじゃないんですけど、友達を転ばせてケガさせちゃったことがあって。ケガはたいしたことなくすんだんですけど、一応、先生から親に報告があったらしくて。家に帰ったらお母さんが泣いてたんです。“なんでそういうことするの”って。初めてお母さんを泣かせてしまって。そのときは、すごいもう、ごめんなさいって思ったし、故意じゃなくても誰かを傷つけたり、悲しませてしまうことってあるんだなって。それ以来ですね。ちょっとトラブルになりそうな雰囲気を感じ取ると、一歩引いて、僕は参加しないようにしようみたいになったのは。

本当にただの推測にしか過ぎないが、この時がきっかけじゃないかと思う。悲しませてしまった、っていう後悔から、悲しませないようにいろんな顔色を伺うようになったんじゃないかと思っている。そして、トラブルを避けるために人の感情の変化に敏感に反応するようになったんじゃないだろうか。

 

次にエンパスなのではないか、と可能性を感じているジャニーズは、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、松島聡(Sexy Zone)、神山智洋(ジャニーズWEST)である。

これらは私の本能的なただの勘である。そんな雰囲気を感じ取った、というとても曖昧なものである。気遣い屋であったり、はしゃいだ後やふざけた後にふと人の表情を覗き込んで確認する仕草を見せたりすることが多いイメージを持つ。

 

余談だが、感情のガードが強すぎて本当にエンパスかどうかの判断がつかない人もいる。伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)だ。彼だけは周りを覆うダミー感情が多すぎてどれが真の感情か見分けられない。

 

私が感じ取ったエンパスはこのくらいである。

最後にもう一度言っておくが、エンパスは特殊能力ではなく体質である。決して気味が悪いものではないし、貴方の心の中をすべて探っている訳では無い。断片断片の感情に少し触れるだけだ。どうか気味悪がらないでほしい。エンパスである私たちは、感情を知ったところで、何も変わらずあなたと関わる方法は習得している。普通の人と変わりなく接していただいて問題ない。

 

ちなみに、エンパスを持つ人間にとってありがたい存在の人間は二種類いる。

一つ目は、表と裏の感情に大きく差の無い人。まぁ、簡単に言うと素直な人だ。有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、相葉雅紀(嵐)あたりだろうか。

二つ目は感情をガードして見せないようにしている人。これは滅多にいない。先程も述べた伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)がこれにあたる。大野智(嵐)も私の中ではこの類に入る。

こう考えると、エンパスのジャニーズが好んで一緒に過ごすメンバーに影響しているような気もする。これはあくまで可能性の話であるけれど。

 

ここまで読んで、「他にも感情を察知するのが得意なメンバーいるよね?」と思った人もいるかもしれない。

確かにそうだ。山田涼介(Hey! Say! JUMP)、薮宏太(Hey! Say! JUMP)、櫻井翔(嵐)あたりもメンバーの感情の変化を察知するのが上手い。しかしそれは洞察力が鋭いからであり、頭の回転が早いからである。うまく説明出来ないが、これはエンパスとは異なる。彼らは洞察して"分析"している。しかしエンパスは直感で"感じる"のだ。

 

エンパスを知ってほしい。という思いから今回この記事を書いた。エンパスはかなり多くの人が持つ体質である。この記事を読んで、エンパスを身近なものに感じていただけたなら幸いである。

 

 

 

 

 

エンパス 前編 ~エンパスとは?~

突然だが、エンパスをご存知だろうか。

エンパスとは簡単に言うと 

共感力(エンパシー)を強く持つ人

 のことである。

始めに言っておくが、これは特殊能力ではない。ただの体質である。……というのも、これは5人に1人が持つ体質と言われているからだ。そして私はその1人である。この体質の強さには個人差があり、またコントロールが出来る人と上手く出来ない人がいる。

 

エンパスには以下のような種類があると言われている。

身体直感型、身体ワンネス型、感情直感型、感情ワンネス型、知的変容型、霊的一体型を基本とし、他にも特殊型が存在する。詳細については長くなるので各自ググっていただければ幸いだ。

この中で私が持つのは感情直感型と知的変容型である。

感情直感型とは、相手の本心を察してしまう能力である。ふとした仕草や癖から感情を察知してしまう。あくまで"言葉"ではなくて"感情"である。怒っている、イライラしている、嬉しい、面倒臭い、そういう単純な感情が分かる。それは相手がたとえ隠していたとしても、相手自身が気づいていない感情であっても、分かってしまう。

知的変容型とは、相手が考えている思考回路の入口、経緯、出口(結論)を丸ごと感じ取る能力である。私の友達に自分の思いを言葉に表すのが苦手な子がいた。私はその子が何を考え、どういう経路で結論に至ったのかを不思議と感じ取ることが出来た。そして私はその子を結論までの経緯の説明を導いてゆく手助けをよくおこなっていた。

私が自分のこの体質に気づいたのは大学1年生の春であった。(この時は、他人よりも洞察力が鋭いんだな……って思ったくらいだったけれど。)

そしてこの体質が"エンパス"という名を持つことを知ったのは大学3年生の春、今年の6月だ。

それまで私はずっと、世の中の人は皆、相手の感情を感じ取っているものだと思っていた。だから、クラスメイトがどうしてそんなに無邪気に騒げるのか、どうしてそんなに楽しそうに日々を過ごしているのかずっと不思議だった。他人の感情に左右されてしまう私は、皆より心が弱いのだと思っていた。

大学3年の6月、大学の実習で飛び交う感情が多すぎてキャパオーバーを起こし、同じ悩みを持つ人はいないのか、どうやって対処すればいいんだ、と、ネットで調べたところ、この"エンパス"という言葉を知ったのである。

 

ちなみに私はまだコントロールが出来ない。入ってくる感情をシャットダウン出来ないのである。それゆえ、日常で様々な感情を受け取る。必要の無い他人の感情を感じ取り、気を遣ってしまう。例えば、イライラしている人に対してそれに気づかずに振る舞う無神経な人、そこに挟まれ、気を遣う私。そんな場面を幾度経験したか分からない。

私が特に受け取りやすいのは、負の感情である。こうなる理由に、私は心当たりがある。エンパスには遺伝的・先天的なものと、後天的なものがあると言われている。私の場合、それは確実に後天的である。思い当たる節がある。私の母親は厳しい人だった。いわゆる教育ママだ。何かとすぐに叱られた。私がやんちゃだった事もあり、兄弟よりも人一倍叱られた。そして幼くして私は母親の顔色を伺うようになったのである。母の機嫌は悪くないか、怒っていないか、そんなことを把握してから話しかけるようになった。私はきっと、それがこの体質を生んだきっかけだと思っている。だからこそ、私は負の感情を受け取りやすいのではないかと考えている。

私の持つ知的変容型には特にデメリットはない。人の思考回路に潜り込める。とても興味深く、面白い能力だと思っている。

しかし感情直感型は私にとってはデメリットが多くを占める。まず、生きづらい。何をするにも相手の本心が分かってしまう。

たとえどんなに親しい友人であろうとも、嘘をつかれた瞬間そのことに嫌でも気づいてしまう。人の多い場所では感情を吸い取りやすくてエネルギーを消耗してしまう。幼い頃から人混みですぐに酔ってしまうタイプだった。そして人工ぶりっ子に出会ってしまったものなら体中がむず痒くなる。

唯一のメリットといえば授業中の先生の感情の変化から、先生がテストに出しそうな大事な箇所がどこか分かるくらいだ。

 

また、エンパスは他のエンパスの人を見つけることが出来ると言われている。本当に直感で「あ、この人今感情を読み取ってる」と分かる。私の経験上、エンパスらしき人自身感情は読み取りにくい。そしてエンパスは相手に直接会わなくても、声や映像だけでも力を発揮する。

 

これくらい話せば、エンパスについてなんとなく理解していただけただろうか。

 

これらの私の体質から読み取った、エンパスらしきジャニーズについて、次回の後編で話そうと思う。

 

伊野尾くんに作詞してほしい、という話。~二宮くん添え~

最近急に伊野尾くんの涙に触れることが増えた。

彼はいつもテキトーを貫き、楽しいことを考える人だ。ちょっと変な人だ。テキトーで楽しく、見てるこっちまで楽になり、悩んでいることを馬鹿らしくしてくれる。彼の素敵な魅力の1つだ。
でもたまに聞くメンバーからの暴露エピソードには、彼がテキトーではない事がよく表れている。メジャーなのが、昔JUMPの話し合い後、その話し合いの機会を作った山田さんの部屋に出向いて感謝を述べたというあの話だ。
彼には芯がある。1本の太い芯がある。でもそれを目にする機会はない。彼がそれを出そうとしないからだ。Myojoの1万字インタビューでもそうだった。頑なに苦労話を避ける彼。
でも彼は言った。
感動とか、そんなことより、ファンには笑っててほしい。
苦労した話よりも、楽しかった話や面白い話がしたい。そのほうが自分も楽しいし、読んでる人も楽しい。
これもまたテキトーである彼のテキトーではない芯の部分。なんとなくだが、ぼやっと形だけでも目にすることが出来た気がした。


なんとなく見える。彼がテキトーである理由。ただ楽しみたい、多分きっとそれだけじゃない。彼は賢い。賢いからきっとこの生き方にたどり着いたんだろう。彼は温かい。彼はとても周りを見ている。彼は感受性が強い。約9年間JUMPを応援してきて、そう感じる瞬間が少なからずあった。
メディアで彼を単独で見かけることの多くなった昨今。一度、真正面から彼の信念に触れたい。テキトーではない芯の部分にもっと触れてみたい。


そこで、だ。本題に戻る。
私は彼に、伊野尾慧という男に、作詞して欲しいのである。そしてそれを、JUMPの歌声ではなく、伊野尾慧の歌声で聴いてみたい。

また話はズレるが、私は嵐の二宮和也が好きだ。正確には、二宮くんの作る歌詞が、歌が、好きだ。二宮くんもまた、ファンからひねくれていると言われているらしく、俗に言う”ちょっと変わった人”だ。普段の発言はいつも物事を斜めから見ている。真面目な話が好きではない、感情を素直に表さず、ごまかしやすい。そう、ひねくれている。
でも彼の作った歌詞は、歌は、その反対だった。初めて聴いたのは『虹』だった。私の耳に入ってくるひとつひとつの振動は、 本当にテレビで見ているあの二宮和也なのかと耳を疑うほど真逆だった。
                               ” 綺麗。”
これが、私が初めて二宮くんの曲を聴いた感想だった。目に見えないはずの音を綺麗だと判断できるのか、と思うかもしれないが、確かに驚くほど綺麗だった。ひとつひとつの言葉の選び方が、綺麗だった。なにもひねっていない、その真っ直ぐな言葉の連続が、ただただ綺麗だった。彼の作る歌に惹かれた私は、彼が作詞した曲を片っ端から探して聴いた。
どれも全て綺麗だった。時に明るく、時に切ない曲もあった。でも、どの歌詞から伝わってくるのは、彼は痛みを知っているだろうということ。そして痛みを抱える人の気持ちを知っている。知っているからこそ、言葉が温かく、優しく、綺麗なんだろう。私は嵐担ではないので、二宮くんのことにあまり詳しくない。本当のところは本人にしか分からないけれども、私は彼の歌詞に触れてそう感じた。テレビで見る彼からはそんな心を持っていることを読み取ることは出来ない。でも彼は歌詞の中でそう語っている。その言葉を連ねている。つまり、彼のどこかには、確かにその心が存在している。美しい。そう思った。彼の芯を見れる貴重な場所。
 

話はズレたが、これで、私が伊野尾くんに作詞してもらいたいと言った理由が分かってもらえたんじゃないだろうか。始めに言ったように、伊野尾くんは感受性が強い。そして温かい。
彼の作る詞もまた、きっと 綺麗 だ。
そう感じる。根拠の無い自信さえある。だから知りたいのだ。触れたいのだ。彼のどこかにある心に。芯に。


いつか彼の言葉を聴く日が来るといい。
その時には、彼がテキトーにならないように願うばかりだが。

やぶひかにおける父と母の配役について。

今回はやぶひかについて語りたい。

やぶひかと言えば、JUMPの父と母。これは昔から浸透している話なのだが…私が今回焦点を当てたいのは、この父と母の配役である。

1年ほど前までの私の場合、
光くんは、厳しい人で、神経質で完璧主義なイメージ。薮くんは怒らない人で、ニコニコと皆を見守っているイメージ。
だから、厳しく叱ってくれる光くんは断固として『父』であり、1歩下がってJUMPを見守る薮くんは『母』。この配役がしっくりきていたのだ。厳格な父とそれを支える笑顔の優しい温かな母。そんなイメージで。
父の日にTwitterで「今日は薮くんの日だ~」なんていう呟きを見た時には、薮くんはどう考えてもお母さんなのにな…と腑に落ちない感じだった。

しかし!ここ1年でこの考えは180度回転することに。
大きなきっかけは、やはり『ひかにゃん』という、光くんの中に存在していた光くんの新たな一面(多分もともとあったのだろうけど私は知らなかった)。よくよく見ると随所に出てくる女性らしい仕草、そして極度の猫嫌い、妄想で嘔吐く、下ネタギライ、等。こんな抜けてるのか、この子!!という衝撃。
そして薮くん命名の『八乙女ポイント』。1ヶ月で何枚皿もらえるんだっていうレベルのポイントの加点率。そして噛む。
この光くんの生態を知った時、私は悟った。これが皆が言ってた「光くんが母」説か…………!!!!と。
そしてよく観察していると、意外と薮くんは男っぽくて。母の優しさというよりは男性ならではの優しさを醸し出している人だった。
今の私にはもう、光くんが『母』で薮くんが『父』にしか見えない。さらに言うならば、光くんは『ママ』で、薮くんは『お父さん』、という感覚の方が正しい。
「もう!ちゃんとしなきゃダメでしょ!」とすぐに子供たちと夫にプンスカする光ママ(おっちょこちょい)と、それを「はははっ」と笑いながら幸せそうに見守る薮お父さん。そんなイメージ。
一年前の私には絶対イメージできなかった家族像が、今、私の脳内に。

皆さんのやぶひか夫婦はどんなイメージなのだろう。話が膨らみそうだ……(笑)

自己紹介。

はじめまして。
まずは、ブログをはじめるにあたって自己紹介から。
Яyuと申します。Twitterもやってます(@0159JUMPing)。よろしければ見てやってください。

私がJUMPを応援するようになった経緯を話しておこう。
私のJUMPおたくのきっかけは、小6の時に見た『探偵学園Q(連続ドラマ)』。
まあ、ありがちな入口だ。しかし、私は探偵学園Qではどちらかというとキュウ派だったのだ、実は(笑)
じゃあどうしてかと言うと、私はその時KATーTUNの亀梨くんがなんとなく好きで、Mステに出ると聞きテレビをつけたら、Hey! Say! 7と一緒に歌っていて。
その時にHey! Say! 7を初めてちゃんと見たのである。そこでキラキラ光る笑顔で歌う山田さんを見て、「この人、こんなに笑うんだ…」と興味を惹かれたのが全ての始まりだった。
でも、実はHey! Say! 7を見たのはこれが最初ではなくて。それ以前にも、Mステで歌っているのを見ていた。でも、Hey! Hey! Hey! Hey! Hey! ~♬と歌っているHey! Say! 7を見て、『何これ。恋のダイヤルのパクリみたいな歌。』とテレビを消したのだ…。この事はよく覚えている。今では考えられない私の冷静な塩対応…。
この話で分かったと思うが、私は山田担だ。いや、今は何担なのか私も困惑している最中で。まぁそれは後から話すとして。

そこから山田さんが気になり、雑誌を見たり、ネットで情報を得たりして、テレビを見て応援していた。結構長くこんな感じ。始めは番組表とかで見つけて録画して見る。それがいつの間にか、ネットで情報を調べて、すべての出演番組をチェックするようになっていった。ただ、この時当てはまるのは山田さんだけ。他のメンバーには目もくれずやっていた(今ではとても失礼なことをしていたと反省しています)。

そのまま時は流れ、私の中で変化が起こるきっかけとなる出来事が。姉の友達のチケットが余り、私は初めてJUMPのコンサートに行くのである。Hey! Say! JUMP WORLD TOUR 2012 の大阪公演。ここに来るまで、実に5年。その理由、それは『一度行くと毎回行きたくなるから、まだ我慢する』という私の思いだった。でも、せっかく巡ってきたチャンス、と行くことを決意!(もちろんその後コンサートにはほぼ毎回参加しています……)

そして、そのコンサートをきっかけに他のメンバーになんとなーく興味を持ち始め、ちょうどそのあたりで見たのが、『たかちねのフランス縦断旅』。
たかちねの行動から分かったそれぞれの性格とか+オフトーク(薮光も入れてのトーク)でいろいろな話を聞き、他のメンバーにも少し興味が出て、出演番組もそれなりに見るように。

そして、私の考え方を一気に変えたのが『Johnny's World』と『山田さんのソロデビュー』。座長で、何ヶ月も前から稽古して、ドラマや大学などで忙しい中、一日何公演も、それを何ヶ月間も演じ続けて駆け抜けたJUMPを見た時、”Hey! Say! JUMP”ってスゴイな、って。それから山田さんのソロデビューの件で、後押ししたのがメンバーだという話を聞いて、「山田さんばっかり見て、他のメンバーはなにも応援せず私は今までなんて失礼なことしてたんだろう」と気付かされた。
ちなみにこの頃初めてCDを買った。『ミステリーヴァージン』。そしてその後の『Come On A My House』からHey! Say! JUMPも買い始めた。
脱線した…

それから、『JUMP箱担山田推し』みたいな感じの日々が始まる。山田さんが好き、だけど他のメンバーもそれぞれにいいとこがあって応援してる、って感じ。
それからどんどんハマっていくわけで、現在に至るのである。

正直今、山田推しなのかどうか自問自答の日々だ。どのメンバーにも好きな部分があって、山田さんだけが自分にとって特別位なのかがちょっと分からなくなってきている….
でも、それは決して山田さんが好きではなくなってきた、のではなく、山田さんと同じくらいメンバーのことが好きになった、ということ。だから反省はしていない。

今の私は、”Hey! Say! JUMP”の空気感が好き。ひとりひとりのメンバーが今の人達であって、今まであった一つ一つの出来事があったからこそ、今存在することが出来ているこの空気感。どこかひとつでも違ったら、誰か一人でも違ったら、決して生まれることのなかった空気感。
うまく言えないけど、好きで。だからハマっていて。多分これからもハマり続けていくんだと思っている。

これが私のJUMPのハマリ歴史。